そもそもお彼岸とは？

春のお彼岸は春分の日(毎年3月20日頃)を、秋のお彼岸は秋分の日（毎年9月22日頃）を中日として、前後3日を合わせた7日間をお彼岸としています。前年の2月に閣議決定され、いずれも国民の祝日となります。

私たちが生きている、この世を「此岸（しがん）」と言うことに対して、極楽浄土は「彼岸（ひがん）」と言います。仏教では真西に浄土があると信じられており、太陽が真東から登り、真西に沈んでいく春分の日と秋分の日は、此岸と彼岸が通じやすくなると考えられ、この時に先祖供養でご先祖の冥福を祈りました。
また生（昼）と死（夜）の時間の長さが逆転する日であることから、浄土が最も近づく日とされています。この日に極楽浄土に向かって拝むことで、いつか自分自身も迷いのない此岸に到達できるよう祈り、お彼岸にお墓参りにいく習慣ができたようです。

2023年の春のお彼岸

春のお彼岸は「春分の日」を中日として前後3日間です。
2023年の春分の日は3月21日（火・祝）なので、

・3月18日（土） 彼岸入り
・3月21日（火・祝） 中日（春分の日）
・3月24日（金） 彼岸明け

となります。

2023年の秋のお彼岸

秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間です。
2023年の秋分の日は9月23日（土・祝）なので、

・9月20日（水） 彼岸入り
・9月23日（土・祝） 中日（秋分の日）
・9月26日（火） 彼岸明け

となります。

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